スパトニン錠50mg
添付文書情報2015年04月改定(第7版)
商品情報
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- 効能・効果
- フィラリアの駆除。
- 用法・用量
- ジエチルカルバマジンクエン酸塩として、投与開始3日間は、1日1回100mg(小児50mg)を夕食後経口投与する。次の3日間は、1日300mg(小児150mg)を3回に分けて毎食後経口投与する。その後毎週1回、1日300mg(小児150mg)を8週間経口投与する。
- 副作用
- 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 重大な副作用
- 1.重大な副作用
発熱、リンパ節腫脹、陰嚢腫脹、浮腫、そう痒、悪寒、疝痛、筋肉痛、皮疹、皮膚炎、また、まれに、アレルギー性脳炎等の過敏症状が現れることがある(通常、これらの症状は一過性であるが、症状が強い場合には観察を十分に行い、副腎皮質ホルモン剤、抗ヒスタミン剤の投与等適切な処置を行う)。なお、過敏症状が眼に及んだ場合には失明の恐れがあるので投与を中止する。
- 2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).精神神経系:(頻度不明)頭痛、倦怠感、眩暈、眠気。
2).消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢。
3).その他:(頻度不明)脱毛。
- 高齢者への投与
- 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
- 妊婦・産婦・授乳婦等への投与
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
ヒトにジエチルカルバマジンクエン酸塩(原末)を1回2mg/kg経口投与したとき、血中濃度は2~4時間後に最高に達する。また、1回2mg/kgあるいは1回3mg/kg1日3回連続経口投与すると血中濃度は1回投与に比べ次第に漸増し約2~3日後に最高血中濃度に達し安定する。
1.血中ミクロフィラリア減少効果
ジエチルカルバマジンクエン酸塩2~8mg/kg服用後経時的に血中ミクロフィラリア数を測定した4例において、10数時間内に血中ミクロフィラリア数は急激に減少した。
2mg/kg/日5日間、その後10日間隔で2mg/kg10回服用した47例では、120日後の血中ミクロフィラリア数は服用前に比べ平均0.78%となり、陰転率は61.7%である。
2.アレルギー反応
ミクロフィラリア陽性者に対してジエチルカルバマジンを投与すると、服用1~3日目頃に発熱、リンパ腺痛、陰のう発赤等の症状がみられることがある。これは死滅したミクロフィラリアあるいは成虫が発熱物資若しくは抗原となり、抗原抗体反応の結果起こるアレルギー反応と考えられる。
フィラリア成虫の酸素消費を抑制するとともに、宿主に対する抗体産生能、貪食能の亢進作用によってミクロフィラリアに殺虫作用を呈すると考えられている。
- 一包可:不明
バラ包装
- 分割:可能
- 粉砕:可能
- 製造販売会社
- 田辺三菱製薬
- 販売会社
おくすりのQ&A
4月より後発品のオメプラゾールより、先発品のオメプラールの方が薬価が安くなるようですが、安い先発品を選ぶことにより保険請求に影響のある点数はありますか?
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