ムコファジン点眼液
添付文書情報2021年09月改定(第8版)
商品情報
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- 効能・効果
- 角膜疾患のうち、ビタミンB2欠乏又はビタミンB2代謝障害が関係し、かつ角膜保護を必要とする場合。
- 用法・用量
- 1回1~2滴を1日3~6回点眼する。なお、症状により適宜増減する。
- 副作用
- 総症例572症例中、安全性評価対象症例は529症例で、そのうち4例(0.76%)に副作用が認められた。副作用はそう痒感2例(0.37%)、かすみ1例(0.19%)、眼瞼皮膚発赤1例(0.19%)であった(再評価結果時における集計)。
本項には頻度が算出できない副作用報告を含む。
- 眼:(頻度不明)*眼充血、*眼瞼発赤、眼刺激感、(1%未満)*眼そう痒感[*:このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
- 適用上の注意
- 1.投与経路:点眼用にのみ使用する。
2.薬剤交付時:次のことを患者へ指導する。
1).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。
2).点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取る。
3).本剤と他の点眼剤を併用する場合には、5分間以上の間隔をあけて点眼する。
4).必ず添付の投薬袋に入れて保存する。
角膜炎、角膜損傷及び角膜潰瘍を対象とした一般臨床試験543例における有効率は次のとおりであった。
→図表を見る(PDF)
1.角膜上皮擦過創に対する修復作用
家兎眼に角膜上皮擦過創を作成した後、16時間目より本剤、1%コンドロイチン硫酸点眼液又は生理食塩液を1回5滴(毎分1滴ずつ)、1日4回点眼した結果、本剤点眼群はコンドロイチン硫酸点眼群及び生理食塩液点眼群に比べて治癒期間の短縮傾向が認められた。
2.角膜アルカリ腐蝕に対する修復作用
家兎眼の角膜に水酸化ナトリウム溶液でアルカリ腐蝕を作成した後、16時間目より本剤、0.05%FAD点眼液又は1%コンドロイチン硫酸点眼液を1回5滴(毎分1滴ずつ)、1日4回点眼した結果、本剤点眼群は早期に治療効果があらわれた。
3.FADの角膜内への取り込みに対するコンドロイチン硫酸の効果
家兎眼に0.05%FAD・1%コンドロイチン硫酸点眼液又は0.05%FAD点眼液を1回5滴(毎分1滴ずつ)点眼後、経時的に角膜中のビタミンB2量を測定した結果、FAD・コンドロイチン硫酸点眼群はFAD点眼群に比べて有意に角膜中ビタミンB2量が増加した。
- 製造販売会社
- わかもと製薬
- 販売会社
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