アズレン含嗽用散0.4%「トーワ」
添付文書情報2023年06月改定(第1版)
商品情報
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- 効能・効果
- 咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷。
- 用法・用量
- アズレンスルホン酸ナトリウムとして、1回4~6mgを、適量(約100mL)の水又は微温湯に溶解し、1日数回含嗽する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
口腔:(頻度不明)口中のあれ、口腔刺激感・咽頭刺激感。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 薬剤使用時の注意抜歯後等の口腔創傷の場合、血餅の形成が阻害されると思われる時期には、激しい洗口を避けさせること。
本剤は空気、紫外線により徐々に退色することがあるので、アルミ袋開封後は密栓して暗所に保存すること。
18.1 作用機序
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物の抗炎症作用は、白血球遊走阻止作用及び肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用等によるものである。下垂体-副腎系を介さず、また、PGE2生合成阻害作用を示さない。このことから、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は炎症組織に対する直接的な局所作用を発揮すると考えられている。
18.2 創傷治癒促進作用
口腔内粘膜に酢酸を注入し惹起させた実験的口内炎に対し、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は40μg/mL以上の濃度で有意に創傷治癒促進作用を認めている(ハムスター)。
18.3 消炎作用
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は、in vitroにおいて白血球遊走阻止作用を認めるとともに、肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用を示し、またカラゲニン、デキストラン等の各種起炎物質による浮腫、カラゲニン胸膜炎等、種々の実験的炎症を抑制することが知られている(ラット)。
18.4 生物学的同等性試験
ラット(1群20匹)においてアズレン含嗽用散0.4%「トーワ」とバウロ散含嗽用0.4%(300mg/mLに懸濁又は溶解したもの0.5mL、アズレンスルホン酸ナトリウムとして0.6mg)を口腔内投与し、酢酸による口腔粘膜毛細血管透過性亢進に対する抑制効果について比較検討した。
その結果、いずれも抑制効果を示し、両剤の効果は生物学的に同等と判断された。
- 製造販売会社
- 東和薬品
- 販売会社
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