ケイラーゼSA配合顆粒
添付文書情報2023年06月改定(第2版)
商品情報
- 禁忌
- 2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. ウシたん白質に対し過敏症又はブタたん白質に対し過敏症の既往歴のある患者。
- 効能・効果
- 消化異常症状の改善。
- 用法・用量
- 通常成人は、1回240mgを1日3回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 特定の背景を有する患者に関する注意
- 相互作用
- 10.2. 併用注意:α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース)[両剤の薬効に影響を及ぼす可能性がある(アカルボースはα-アミラーゼ活性の阻害作用を有するので、炭水化物消化酵素製剤とは作用が拮抗するためと考えられる)]。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
過敏症:(頻度不明)くしゃみ、流涙、皮膚発赤等。
- 授乳婦
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 薬剤調製時の注意顆粒の腸溶性皮膜を破損せぬように注意すること。
湿気を避けて保存すること。
18.1 作用機序
ビオヂアスターゼ2000
Aspergillus属から産生する消化酵素で、でんぷん、たん白質及びせんい素に作用する。至適pHは5付近で、pH5~9で極めて安定である。
ニューラーゼ
Rhizopus属から産生する消化酵素で、たん白質及び脂肪に作用する。胃内及び腸内においても消化作用を発揮する。たん白消化力の至適pHは2.5~4で脂肪消化力の至適pHは6.5~7.5である。
セルラーゼAP3
Aspergillus属から産生する消化酵素で、せんい素に作用する。至適pHは4.5付近である。耐酸性に優れており、pH2.5~8で安定で、胃内及び腸内においても消化作用を発揮する。
膵臓性消化酵素8AP
ブタの膵臓から製した消化酵素で、でんぷん、たん白質及び脂肪に作用する。至適pHは、でんぷん消化力で7付近、たん白消化力で8付近、脂肪消化力で8付近である。
プロザイム6
Aspergillus属から産生する消化酵素で、たん白質に作用する。至適pHは7~9で、pH5~8で極めて安定である。
18.2 有効成分の消化作用上の特性
→図表を見る(PDF)
- 一包可:不明
バラ包装
- 分割:可能
- 粉砕:可能
胃溶性顆粒・腸溶性顆粒。@顆粒の腸溶性皮膜を破損せぬように注意する。
- 製造販売会社
- 三恵薬品
- 販売会社
おくすりのQ&A
保険審査の内容で恐縮ですが、先日の業界紙において、「社会保険診療報酬支払基金は31日、高血圧症に対して初回から第一選択薬として「配合剤」を投与することは、...
Cost of Concerta (methylphenidate)?
I am curious to find the cost of a month's supply of methylphenidate for ADHD...
わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!
このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。