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ヘモリンガル舌下錠0.18mg

販売名
ヘモリンガル舌下錠0.18mg
薬価
1錠 18.50円
製造メーカー
東菱薬品

添付文書情報2023年08月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の痔疾用剤
一般名
静脈血管叢エキス錠

-

効能・効果
痔核の症状(出血、疼痛、腫脹、痒感)の緩解。
用法・用量
通常、静脈血管叢エキスとして1回0.18mgを1日3回舌下投与する。
なお、症状により適宜増減する。
特定の背景を有する患者に関する注意
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%未満)そう痒感、発疹等。
2). 消化器:(0.1%未満)悪心、食欲不振、下痢、胃部不快感、腹部膨満感等、(頻度不明)軟便。
発現頻度は文献報告を含む。
高齢者
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
取扱い上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意14.1.1. PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
14.1.2. 本剤は舌下錠のため、口腔粘膜から徐々に吸収させる(嚥下すると効果が著しく低減する)。
アルミピロー包装開封後は湿気、高温を避けて保存すること。

16.2 吸収
16.2.1 口腔からの吸収
ヒト口腔内投与(250mg)吸収実験において、一定時間経過後の口腔内残存量をBiuret反応、Folin反応を指標として調べたところ、消失(吸収)量は時間経過とともに増加し、10分値と15分値の間では両反応とも(p<0.01)、15分値と20分値の間ではBiuret反応に有意差(p<0.05)が認められている。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
二重盲検比較試験報告2報を含む国内臨床試験報告57報、総計1507症例における有効率は内痔核76.5%(575/752)、外痔核78.7%(420/534)、内・外痔核71.1%(157/221)で、痔核の縮小ないし消失、出血・疼痛・腫脹の軽減・消退が認められた。

18.1 作用機序
作用機序は明確になっていない。
18.2 生体アミン類の循環機能調節作用
微小循環において独自の調節作用を有するアドレナリン、ヒスタミン等の生体アミン類の対血圧作用を増強し、生理的に微小循環の機能低下により起こると考えられるうっ血状態を回復させる。
18.2.1 ウサギにおいて、1.44mg/20mL/hr持続注入下、静脈内に投与したアドレナリンの血圧上昇作用を増強した。
18.2.2 イヌにおいて、400μg/kgの前処置によりアドレナリンの昇圧、ヒスタミンの降圧反応を増強したが、アセチルコリンの降圧反応には影響を及ぼさなかった。
18.2.3 ラット虫垂間膜において、400μg/kg静脈内前投与により、細動脈の収縮を起こすアドレナリンの閾値濃度を2.5~4倍低下させた。
18.3 線維素溶解作用
フィブリン平板法によりin vitro線溶活性をブロメラインと比較し、また健常人4例に1日9錠注)を21日間投与してin vivo線溶活性を調べたところ、ブロメラインに比べて弱いが線溶能亢進作用のあることが確認された。
注)本剤の承認用量は1回0.18mg、1日3回である。
18.4 抗炎症・抗浮腫作用
ラット、ろ紙ペレット法において、0.1、1、10mg/kg、5日間連続静脈内投与により、生理食塩液対照群と比較して、摘出肉芽重量で9.0~42.5%、乾燥肉芽重量で7.9~34.6%、滲出液重量で9.4~42.5%の用量相関性の抑制作用が認められ、10mg/kg投与群では特に著明な肉芽増殖抑制が認められた(p<0.01~0.05)。
18.5 実験的直腸病変に対する作用(ウサギ)
2%の黒ガラシ含有ポリエチレングリコール坐薬の連続8日間直腸内適用により起こされた出血性潰瘍性直腸病変において、0.9mg/kg/日、4日間の経口投与でほぼ完全な治癒が得られた。また、黒ガラシ含有坐薬適用と同時に投与すると、直腸病変の程度の軽減がみられ、局所刺激の直腸粘膜において、抗炎症・抗潰瘍作用が認められた。
18.6 組織修復作用
ウサギ実験的小腸粘膜焼灼潰瘍において、2mg/body、7日間の静脈内注射によって漿膜面の腸管癒着は対照群に比して軽度であり、粘膜面では潰瘍がすでに治癒状態にあるという成績が得られ、組織学的にも投与群で上皮の新生、結合織の増殖が認められた。

一包可:条件付可

舌下錠。@無包装状態試験:湿度条件→外観・硬度規格外変化、光条件→外観規格外変化

分割:条件付可
粉砕:条件付可
製造販売会社
東菱薬品
販売会社
扶桑薬品 

おくすりのQ&A

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コメント例文

エンレストのレセプトコメントの例文があれば教えていただけないでしょうか。

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