エピカルス配合錠
添付文書情報2022年04月改定(第10版)
商品情報
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- 効能・効果
- 前立腺肥大に伴う排尿困難、残尿及び残尿感、頻尿。
- 用法・用量
- 1回2錠、1日3回経口投与する。症状に応じて適宜増減する。
- 副作用
- 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 1.皮膚:(頻度不明)発疹、皮膚そう痒感等の皮膚過敏症状、多形紅斑[投与を中止する]。
2.消化器:(頻度不明)食欲不振、腹痛、胃部不快感、胃痛、悪心。
3.肝臓:(頻度不明)肝機能異常、黄疸[投与を中止する]。
4.代謝異常:(頻度不明)血中尿酸上昇。
5.その他:(頻度不明)倦怠感、しびれ。
- 取扱い上の注意
- 薬剤交付時:PTP包装の薬剤は、PTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
安定性試験結果:最終包装製品を用いた長期保存試験(48カ月)の結果、エピカルス配合錠は通常の市場流通下において4年間安定であることが確認された。
1.臨床効果
前立腺肥大症57例を対象に国内3施設でエピカルス配合錠の2倍量製剤の臨床試験を実施した。その結果、投与4~6週後における有効性評価症例44例に対する有効性は「有効」以上43.2%(19/44例)、「やや有効」以上68.2%(30/44例)であった。
2.副作用及び臨床検査値の変動
安全性検討症例53例のうち、副作用が報告されたのは4例(7.5%)6件であり、その内訳は食欲低下、胃部不快感、胃のムカツキ等であった。
また、臨床検査は51例に実施されたが、本剤に起因すると考えられる臨床検査値の異常変動は認められなかった。
1.抗炎症作用
エピカルスの原薬調製物懸濁液(180mg/head、p.o.)は、ラットのカラゲニン足浮腫に対し有意(p<0.05)な浮腫抑制作用を示した。
2.前立腺重量に対する作用
エピカルスの原薬調製物懸濁液(18mg/head、p.o.)は、成長期ラットの前立腺重量増加に対し有意(p<0.01)な増加抑制作用を示した。
- 一包可:不可
- 分割:不可
- 粉砕:不明
腸溶性。@味は苦い(オオウメガサソウエキス・ハコヤナギエキス・セイヨウオキナグサエキス・スギナエキス)。
- 製造販売会社
- シオノケミカル
- 販売会社
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