アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩消毒液10%「メタル」
後発医薬品
販売名
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩消毒液10%「メタル」
薬価
10%10mL 6.60円
製造メーカー
中北薬品
添付文書情報2010年11月改定(第1版)
商品情報
薬効分類名
その他の外皮用殺菌消毒剤
一般名
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩10%液
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- 効能・効果
- 1.手指・皮膚の消毒。
2.手術部位(手術野)の皮膚の消毒。
3.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。
4.医療機器の消毒。
5.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。
- 用法・用量
- アルキルジアミノエチルグリシンとして、次記の濃度になるように水で希釈して次のように使用する。
1.手指・皮膚の消毒:0.05~0.2%溶液(50~200倍希釈溶液)で約5分間洗った後、滅菌ガーゼ或いは布片で清拭する。
2.手術部位(手術野)の皮膚の消毒:0.1%溶液(100倍希釈溶液)で約5分間洗った後、0.2%溶液(50倍希釈溶液)を塗布する。
3.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:0.01~0.05%溶液(200~1000倍希釈溶液)を用いる。
4.医療機器の消毒:0.05~0.2%溶液(50~200倍希釈溶液)に10~15分間浸漬する。
5.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:0.05~0.2%溶液(50~200倍希釈溶液)を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。
なお、結核領域において、前記4、5に用いる場合は0.2~0.5%溶液(20~50倍希釈溶液)を用いる。
- 副作用
- 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感等。
- 取扱い上の注意
- 1.人体1).使用時:(1).外用にのみ使用する。
(2).原液又は濃厚液が眼に入らないように注意する。入った場合には水でよく洗い流す。
(3).散布消毒の場合はマスクを着用するなど注意する。
(4).濃厚液の使用により、皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので、注意する。
(5).炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。
(6).粘膜、創傷面又は炎症部位に長時間又は広範囲に使用しない。
2).調製時:深い創傷に使用する場合の希釈液としては、注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いない。
2.その他使用時:石鹸類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。
3.緊急処置1).眼に入った場合:洗浄の際、眼球、瞼のすみずみまで水がよく行きわたるように、清浄な水で15分以上眼を洗浄した後、直ちに適切な処置を行う。
2).飲み込んだ場合:水でよく口を洗い、水又は牛乳を飲ませ(無理に吐き出させない)、直ちに適切な処置を行う。
1.次の医薬品が混入すると、沈殿が生じるので注意する:ヨードチンキ、マーキュロクロム、硝酸銀、フェノール、過酸化水素、過マンガン酸カリウム等。
2.本剤は多少色調の濃淡に差があることがあり、また、寒冷時にわずかに混濁を生じることがあるが、殺菌効果には影響はない(混濁は加温することにより溶解する)。
3.金属器具を長時間浸漬する必要がある場合には、腐食を防止するため0.1~0.5%の割合で亜硝酸ナトリウムを溶解する。
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1.本剤は、両性界面活性剤で、強い殺菌力と洗浄力の両作用を有し、蛋白質、脂肪共存下でも殺菌力の低下が少ない。
2.本剤は、使用濃度において緑膿菌、結核菌、一般細菌、真菌等に有効であるが、肝炎ウイルスに対する殺菌効果は期待できない。
- 製造販売会社
- 中北薬品
- 販売会社
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