アトラント外用液1%

添付文書情報2023年09月改定(第1版)
商品情報
- 禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
- 効能・効果
- 次記の皮膚真菌症の治療。
1). 白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬。
2). 皮膚カンジダ症:皮膚カンジダ症の指間びらん症、皮膚カンジダ症の間擦疹。
3). 癜風。
- 用法・用量
- 1日1回患部に塗布する。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
皮膚:(0.1~5%未満)皮膚局所刺激感、皮膚炎、発赤・紅斑、皮膚そう痒感等、(0.1%未満)皮膚亀裂。
発現頻度は使用成績調査を含む。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 薬剤投与時の注意14.1.1. 適用部位(1). 眼科用として角膜・結膜には使用しないこと。
(2). 著しいびらん面には使用しないこと。
(3). 亀裂、びらん面には注意して使用すること。
20.1. 火気を避けて保管すること。
20.2. プラスチックや塗料を溶かすことがあるので注意すること。
16.1 血中濃度
健康成人男子背部に、2%注)ネチコナゾール塩酸塩クリーム5gを10時間密封塗布し、血中濃度を経時的に測定したところ、ネチコナゾール塩酸塩濃度は塗布後8時間まで上昇し(Cmax=5.9ng/mL)、以後比較的速やかに消失し、24時間後には測定限界以下となった。
注)本剤の承認された濃度は1%である。
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
378例について臨床試験を実施し、本剤の有効性が認められている。
→図表を見る(PDF)
18.1 作用機序
ネチコナゾール塩酸塩の作用機序は、完全発育阻止及び殺菌的作用を示す高濃度域では直接的細胞膜障害が、また部分的発育阻止を示す濃度域においては真菌細胞の構成成分であるエルゴステロールの合成阻害が主で、その作用による膜脂質組成の変化が前者の作用を増強するものと考えられる。
18.2 抗真菌作用
18.2.1 ネチコナゾール塩酸塩は、皮膚糸状菌をはじめ酵母状真菌、癜風菌などに優れた抗真菌作用を示した。主な臨床分離株に対する最小発育阻止濃度(MIC)は次のとおりである。
→図表を見る(PDF)
18.2.2 Trichophyton mentagrophytesによるモルモット背部白癬モデルに対し、優れた治療効果を示した。
18.3 感染防御効果
モルモット背部皮膚面に1%ネチコナゾール塩酸塩クリームを塗布し、24、48、72時間後にTrichophyton mentagrophytesを接種した実験では、塗布72時間経過後においても優れた防御効果が認められた。
- 製造販売会社
- 久光製薬
- 販売会社
- 田辺三菱製薬
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