ベンゼトニウム塩化物うがい液0.2%「KYS」
添付文書情報2024年02月改定(第1版)
商品情報
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- 効能・効果
- 口腔内の消毒、抜歯創の感染予防。
- 用法・用量
- 口腔内の消毒には、ベンゼトニウム塩化物として、0.004%(50倍希釈)溶液として洗口する。
抜歯創の感染予防には、ベンゼトニウム塩化物として、0.01~0.02%(10倍~20倍希釈)溶液として洗浄する。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)過敏症状。
2). 刺激感:(0.1~5%未満)刺激感。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 薬剤使用時の注意14.1.1. 洗口の場合(1). 用時希釈して使用させること。
(2). 含嗽用にのみ使用させること。
(3). 抜歯後等の口腔創傷の場合、血餅の形成が阻害されると思われる時期には、はげしい洗口を避けさせること。
14.1.2. 洗浄の場合(1). 用時希釈して使用すること。
(2). 洗浄用にのみ使用すること。
直射日光を避け、室温で保管すること。
18.1 作用機序
ベンゼトニウム塩化物は、芽胞のない細菌、真菌類に広く抗菌力を持ち、グラム陽性菌には陰性菌より低濃度で効果を示す。
18.2 生物学的同等性試験
18.2.1 円筒平板法による阻止円を指標とした抗菌作用
ベンゼトニウム塩化物うがい液0.2%「KYS」の10倍希釈液及び50倍希釈液は、次の菌種について試験したとき、明確な阻止円が形成され、有意な抗菌作用を示した。また、ネオステリングリーンうがい液0.2%との効力比較の結果、両製剤間に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された。なお、参考として生理食塩水、試験製剤基剤(ベンゼトニウム塩化物が含有されていないもの)についても同様の操作を実施したが、阻止円は認められなかった。
①Staphylococcus aureus
→図表を見る(PDF)
②Bacillus subtilis
→図表を見る(PDF)
③Escherichia coli
→図表を見る(PDF)
④Candida albicans
→図表を見る(PDF)
- 製造販売会社
- ジーシー昭和薬品
- 販売会社
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