KCL補正液キット20mEq

販売名
KCL補正液キット20mEq
薬価
0.4モル50mL1キット 151.00円
製造メーカー
大塚製薬工場
添付文書情報2023年10月改定(第1版)
商品情報
薬効分類名
その他の血液代用剤
一般名
塩化カリウム注射液キット
-
- 効能・効果
- 電解質補液の電解質補正。
- 用法・用量
- 電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 高カリウム血症を起こすことがあるので、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えないこと。
7.2. 本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず電解質補液又は腹膜透析液に全量を混合して使用すること(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与すること)。
- 特定の背景を有する患者に関する注意
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
急速投与:(頻度不明)高カリウム血症。
- 高齢者
- 投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
- 授乳婦
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 全般的な注意使用時には、感染に対する配慮をすること。
14.2. 薬剤調製時の注意14.2.1. 着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しないこと。
14.2.2. リボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色が均一になるように十分に混合して使用すること。
14.2.3. 本剤並びに電解質補液等の首部を下へ傾けて接続すると、薬液がこぼれることがあるので、両者の首部をやや持ち上げ、両者のゴム栓に薬液が触れないようにして接続すること。
14.2.4. 注入針は電解質補液等のゴム栓に垂直にゆっくりと刺すこと。
14.2.5. 注入針には直接手を触れないこと。
14.2.6. 誤穿刺に注意すること。
14.3. 薬剤投与時の注意残液は使用しないこと。
20.1. 外箱開封後は遮光して保存すること。
20.2. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。
20.3. 次の場合には使用しないこと。
・ 容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。
・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。
・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。
-
-
18.1 作用機序
本剤はK+及びCl-を含有するカリウム製剤で、電解質補液の電解質を補正する。
- 製造販売会社
- 大塚製薬工場
- 販売会社
おくすりのQ&A
受付中回答4
解決済回答3
受付中回答2
解決済回答2
わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!
このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。