コリマイシン散200万単位/g

販売名
コリマイシン散200万単位/g
薬価
200万単位1g 43.00円
製造メーカー
サンファーマ
添付文書情報2020年01月改定(第12版)
商品情報
薬効分類名
コリスチン製剤
一般名
コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム散
- 禁忌
- ポリミキシンB又はコリスチンに対する過敏症の既往歴のある患者。
- 効能・効果
- 感染性腸炎。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
感染性腸炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与する。
- 用法・用量
- コリスチンメタンスルホン酸ナトリウムとして1回300万~600万単位を1日3~4回経口投与する。小児には1日30万~40万単位/kgを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、小児用量は成人量を上限とする。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめる。
- 相互作用
- 併用注意:1.ボツリヌス毒素製剤[過剰な筋弛緩が現れる恐れがあり、閉瞼不全・頚部筋脱力・呼吸困難・嚥下障害等のリスクが高まる恐れがある(本剤及びボツリヌス毒素製剤はともに筋弛緩作用を有するため、作用が増強される恐れがある)]。
2.パロモマイシン硫酸塩[腎障害が現れることがあるので、腎障害が現れた場合には、必要に応じ、投与中止等の適切な処置を行う(コリスチン(海外で注射剤において腎障害が現れたとの報告がある)及びパロモマイシン硫酸塩は腎障害を悪化させる作用を有しており、併用によりそれらの作用が増強される可能性がある)]。
- 副作用
- 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
- 1.過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感等[症状が現れた場合には投与を中止する]。
2.消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐、食欲不振、下痢等。
- 高齢者への投与
- 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
- 妊婦・産婦・授乳婦等への投与
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
-
-
(1)抗菌作用
コリスチンは、グラム陰性桿菌に対して殺菌的に作用する。
〔各種菌のコリスチンに対する感受性〕
→図表を見る(PDF)
(2)耐性
耐性を獲得し難く、他種抗生物質との間には交叉耐性がないため他種抗生物質耐性菌にも有効である。
(3)作用機序
細胞質膜の障害である。
- 一包可:不明
バラ包装
- 分割:可能
- 粉砕:可能
- 製造販売会社
- サンファーマ
- 販売会社
おくすりのQ&A
受付中回答0
解決済回答1
受付中回答2
受付中回答2
受付中回答1
製品インタビューフォームの苛酷試験などの結果に高分子量分子種の増加が認められる、と記載されている場合、どう捉えれば良いか分かりません。知りたいポイントは冷...
わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!
このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。