硫酸ポリミキシンB錠100万単位「ファイザー」

販売名
硫酸ポリミキシンB錠100万単位「ファイザー」
識別コード
PT P02
薬価
100万単位1錠 241.80円
製造メーカー
ファイザー
添付文書情報2021年12月改定(第1版)
商品情報
薬効分類名
ポリミキシンB製剤
一般名
ポリミキシンB硫酸塩錠
- 禁忌
- ポリミキシンB又はコリスチンに対し過敏症の既往歴のある患者。
- 効能・効果
- 白血病治療時の腸管内殺菌。
- 用法・用量
- ポリミキシンB硫酸塩として通常成人1日量300万単位を3回に分けて経口投与する。
- 腎機能障害患者
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
9.2.1. 腸疾患を伴う腎障害又は腸管障害を伴う腎障害患者:腎障害の増悪又は神経系の障害を起こすおそれがある。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感。
2). 消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐、食欲不振、下痢。
- 高齢者
- 減量するなど注意すること(一般に腎機能が低下していることが多い)。
- 授乳婦
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
- 適用上の注意
- 14.1. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
16.1 血中濃度
小児患者3例にポリミキシンB硫酸塩1日300万単位を反復経口投与した後の血清中濃度は測定限界(0.5単位/mL)以下である。
16.5 排泄
小児患者3例にポリミキシンB硫酸塩1日300万単位を反復経口投与した後の尿中濃度は測定限界(0.5単位/mL)以下である。
-
18.1 作用機序
ポリミキシンB硫酸塩は、主として細菌細胞質膜の透過性に変化をきたすことにより、殺菌的に作用する。
18.2 抗菌作用
In vitroにおいて、ポリミキシンB硫酸塩は、緑膿菌、大腸菌、肺炎桿菌、エンテロバクター等のグラム陰性桿菌に対し、優れた抗菌作用を示す。
- 一包可:不可
- 分割:不可
- 粉砕:不明
- 製造販売会社
- ファイザー
- 販売会社
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