フローレス眼検査用試験紙0.7mg
添付文書情報2016年01月改定(第9版)
商品情報
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- 効能・効果
- 外眼部疾患・前眼部疾患及び涙器疾患の検査・眼圧測定・ハードコンタクトレンズ装着検査等。
- 用法・用量
- 1眼に1枚の試験紙を用いる。滅菌食塩水1滴を試験紙の薬剤含有部に滴下し、これを結膜嚢に接触し、薬物を移行させる。
- 取扱い上の注意
- 1.ソフトコンタクトレンズは、本剤により着色する恐れがあるので、装着検査には使用
しない。
2.フルオレセインナトリウムを特に微量用いたいときは、生理食塩液1滴を試験紙の薬剤含有部に滴下し、一度雫を落としてから使用する。
3.試験紙を濡らさないで直接結膜に接触させた場合には、やや痛みを伴うことがあり、また、約5秒間おしつけていないと色素が出にくい場合があるので適当ではない。
<注意>1.生理食塩液を滴下する時は、薬剤含有部の先端に、静かに一滴を落とす。
2.薬剤含有部に滴下する生理食塩液の代わりに、常用の化学療法剤、点眼麻酔剤、手術用滅菌点眼剤などの点眼液を使用することができる。
3.保存中における汚染や吸湿がないよう注意し、密栓後遮光保存する。
1.発表文献2、未発表文献2の4論文中における角膜疾患201例に対する眼検査の全例において良好な染色成績が得られた。
2.Applanation Tonometryの臨床において236眼に応用し、全例に良好な染色成績が得られた。
3.Contact lens装着検査179例の臨床に応用し、全例に良好な染色成績が得られた。
前記のいずれにおいても副作用は認められなかった。
フルオレセインナトリウムには見るべき薬理作用はない。本剤を眼科領域に使用した時、フルオレセインはまばたきにより結膜嚢内に移行して角膜上皮欠損部は黄緑色に染色され、異物の周囲には緑色環があらわれる。
また、フルオレセインが左右の結膜嚢から消失していく模様を経時的に比較観察して涙道における通過障害の有無を知ることができる。なお、Applanation Tonometerで眼圧測定の際は、点眼麻酔ののち同様にして染色を行う。
このことから、本剤は角膜上皮欠損等の診断及び角膜内に侵入した異物の検出、涙器疾患の検査、眼圧測定時並びにハードコンタクトレンズ装着者の検査時に用いられる。
- 製造販売会社
- あゆみ製薬
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おくすりのQ&A
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