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ネイリンカプセル100mg

販売名
ネイリンカプセル100mg
識別コード
SATO 18
薬価
100mg1カプセル 814.80円
製造メーカー
佐藤製薬

添付文書情報2023年11月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の化学療法剤
一般名
ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物カプセル
禁忌
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある患者〔9.5妊婦の項参照〕。
効能・効果
爪白癬。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 直接鏡検又は培養等に基づき爪白癬であると確定診断された患者に使用すること。
5.2. 本剤は、新しい爪が伸びてこない限り一旦変色した爪所見を回復させるものではない。
用法・用量
通常、成人には1日1回1カプセル(ラブコナゾールとして100mg)を12週間経口投与する。
生殖能を有する者
8.1. 本剤の投与により肝機能障害があらわれることがあるので、肝機能検査を行うなど観察を十分に行うこと〔9.3肝機能障害患者の項、11.1.1、16.6.1参照〕。
8.2. 本剤投与開始にあたっては、あらかじめワルファリン服用の有無を確認し、ワルファリンと併用する場合は、プロトロンビン時間測定及びトロンボテストの回数を増やすなど慎重に投与すること〔10.2参照〕。
8.3. 本剤投与終了後は、爪の伸長期間を考慮して経過観察を行うこと。
肝機能障害患者:肝機能障害を悪化させるおそれがある〔8.1、11.1.1、16.6.1参照〕。
妊娠可能な女性:妊娠可能な女性には、本剤投与中及び投与終了後3カ月間は適切な避妊を行うよう指導すること〔9.5妊婦の項参照〕。
相互作用
ラブコナゾールはCYP3Aを中程度阻害する〔16.7.1、16.7.2参照〕。
10.2. 併用注意:1). CYP3Aにより主に代謝される薬剤(シンバスタチン、ミダゾラム等)〔16.7.1、16.7.2参照〕[これらの薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある(ラブコナゾールのCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される)]。
2). ワルファリン〔8.2参照〕[ワルファリンの作用が増強し著しいINR上昇があらわれることがある(アゾール系抗真菌剤でINR上昇が報告されている)]。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重大な副作用
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 肝機能障害(頻度不明)〔8.1、9.3肝機能障害患者の項、16.6.1参照〕。
11.1.2. 多形紅斑(頻度不明)。
11.2. その他の副作用
1). 消化器:(1~10%未満)腹部不快感、便秘、(1%未満)消化不良、腹部膨満、上腹部痛、びらん性胃炎、(頻度不明)悪心、嘔吐、下痢、食欲不振、口渇。
2). 肝臓:(10%以上)γ-GTP増加、(1~10%未満)ALT増加、AST増加、血中Al-P増加、(頻度不明)血中LDH増加。
3). 腎臓:(1%未満)血中クレアチニン増加。
4). 皮膚:(1%未満)円形脱毛症、皮脂欠乏性湿疹、痒疹、(頻度不明)発疹、湿疹、紅斑、皮膚そう痒。
5). 臨床検査:(1%未満)白血球数減少、白血球数増加、赤血球数減少、ヘモグロビン減少、(頻度不明)CK増加。
6). その他:(1~10%未満)口角口唇炎、(1%未満)膀胱炎、高尿酸血症、(頻度不明)倦怠感、めまい、頭痛。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、投与しないこと(動物実験(ラット又はウサギ)で、臨床曝露量(ラブコナゾールとして)を下回る曝露量から胚・胎仔に骨格形成への影響(骨格変異、骨化遅延、骨化不全等)、出生仔水晶体混濁、出生仔外表異常(出生仔短尾、出生仔鎖肛等)及び出生仔生存率低下が、ラットにおいて臨床曝露量を上回る曝露量で奇形(口蓋裂、小眼球症等)が認められており、また、ラットにおいて胎盤通過が報告されている)〔2.2、9.4生殖能を有する者の項参照〕。
授乳しないことが望ましい(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されており、また、動物実験(ラット出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験)で、哺乳期間において出生仔体重増加抑制が認められている)。
小児等
小児等に対する臨床試験は実施していない。
取扱い上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意患者に対し、次の点に注意するよう指導すること。
・ PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指示すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
・ 本剤は吸湿性があるので、服用直前にPTPシートから取り出すこと。
湿気を避けて室温保存すること。

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人男性(各用量6例)にホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物(ラブコナゾールとして100mg~600mg注))を空腹時単回経口投与したとき、ホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物は血漿中にはほとんど検出されず、活性本体であるラブコナゾールが検出された。ラブコナゾールのTmaxは2.50~3.33時間、t1/2は71~101時間であった。なお、100mg~600mg注)の投与量の範囲でCmax及びAUC0-tに用量比例性が認められた。
表 ホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物空腹時単回経口投与後のラブコナゾールの薬物動態パラメータ
→図表を見る(PDF)

16.1.2 反復投与
爪白癬患者(29例)に本剤(ラブコナゾールとして100mg)を1日1回12週間反復経口投与後の血漿中ラブコナゾール濃度は投与終了時の第12週で10.84μg/mLに達した。
爪白癬患者における血漿中ラブコナゾール濃度の推移(μg/mL)

16.2 吸収
16.2.1 食事の影響
健康成人男性(20例)への本剤(ラブコナゾールとして100mg)の空腹時単回経口投与に対する食後投与時のCmax及びAUC0-tの比[90%信頼区間]は0.601[0.509、0.709]及び0.977[0.895、1.066]であり、食後投与のCmaxは空腹時投与と比較して約40%低下したが、AUC0-tは同等であった。
16.2.2 生物学的利用率
外国人健康成人男性におけるホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物(ラブコナゾールとして200mg注)または400mg注))を空腹時単回経口投与後のラブコナゾールの生物学的利用率(幾何平均の比)は106%(解析対象例数はAUC0-∞が算出可能であった計9例)であった(外国人データ)。
16.2.3 爪中濃度
爪白癬患者(29例)に本剤(ラブコナゾールとして100mg)を1日1回12週間反復経口投与後の趾爪中ラブコナゾール濃度は100.70ng/gに達し、本剤投与終了後も上昇が認められた。本剤投与開始後20週で趾爪中ラブコナゾール濃度は最高値(120.16ng/g)を示した。
爪白癬患者における趾爪中ラブコナゾール濃度の推移(ng/g)

16.3 分布
16.3.1 蛋白結合率
ラブコナゾールのヒト血漿蛋白結合率は98.5%~99.0%であった(in vitro試験)。
16.3.2 血球移行性
ラブコナゾールのヒト血液/血漿中濃度比(RB)は0.529~0.532であった(in vitro試験)。
16.4 代謝
ホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物は経口投与後、体内で速やかにラブコナゾールに代謝される。その代謝には、アルカリホスファターゼが関与している(in vitro試験)。
ヒト凍結肝細胞を用いた試験では、ラブコナゾールの水酸化体のグルクロン酸抱合体やラブコナゾールのグルクロン酸抱合体の生成が認められた(in vitro試験)。
16.5 排泄
健康成人男性(6例)にホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物(ラブコナゾールとして100mg)を単回経口投与したとき、ホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物の尿中濃度は、いずれの測定時点においても、定量下限(25ng/mL)未満であった。この時の投与後840時間までのラブコナゾールの平均尿中累積排泄率は0.0621%であった。
また、健康成人男性(各用量6例)にホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物(ラブコナゾールとして200mg/日、又は400mg/日)を7日間反復経口投与注)したとき、最終投与後192時間までのラブコナゾールの平均尿中累積排泄率は、いずれの投与量においても、0.033%であった。
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 肝機能障害患者
軽度肝機能障害者(Child‐Pugh分類Grade A)6例及び対応する健康成人6例、また中等度肝機能障害者(Child‐Pugh分類Grade B)4例及び対応する健康成人4例に本剤(ラブコナゾールとして100mg)を空腹時単回経口投与した。軽度肝機能障害者、中等度肝機能障害者及び健康成人ともにいずれの時点においてもホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物の血漿中濃度は定量下限(25ng/mL)未満であった。血漿中ラブコナゾール濃度のAUC0-∞の健康成人に対する軽度肝機能障害者及び中等度肝機能障害者の幾何平均の比[90%信頼区間]はそれぞれ0.942[0.633、1.400]及び1.984[1.234、3.190]であった。[8.1、9.3、11.1.1参照]
16.7 薬物相互作用
16.7.1 in vitro試験
ラブコナゾールは、CYP1A2、2B6及び2D6は阻害しなかったが、CYP2C8、2C9、2C19、3A(基質:テストステロン)及び3A(基質:ミダゾラム)を阻害し、IC50は、それぞれ2.69、1.51、7.49、2.28及び1.07μmol/Lであった。
ラブコナゾールは、CYP1A2、2B6及び3A4のmRNAレベルをコントロールに対して平均で0.5μmol/Lでは1.37~1.49倍、2μmol/Lでは2.71~3.49倍上昇させた。
ラブコナゾールはOATP1B1、OATP1B3、P‐gp及びBCRPの基質ではなかった。
ラブコナゾールは、OCT2、P‐gp及びBCRPに対して阻害作用を示し、IC50は、それぞれ2.80、7.12及び1.14μmol/Lであった。OAT1、OAT3、OATP1B1、OATP1B3、MATE1、MATE2‐K及びBSEPに対する阻害作用は認められなかった。[10.、10.2参照]
16.7.2 臨床試験
健康成人に本薬と各種薬剤を併用投与したときの薬物動態パラメータへの影響は次のとおりであった。[10.参照]
表 併用薬の薬物動態パラメータに及ぼす本薬の影響
→図表を見る(PDF)

注)本剤の承認された用量は、ラブコナゾールとして100mgを1日1回である。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内第III相試験
日本人爪白癬患者(爪甲混濁部面積比が25%以上)153例に本剤(ラブコナゾールとして100mg)又はプラセボを1日1回12週間経口投与時の有効性及び安全性を検討することを目的とした無作為化二重盲検並行群間比較試験の結果は次表のとおりであった。
表 本剤又はプラセボ投与開始後48週の治癒率
→図表を見る(PDF)

副作用発現率は、本剤群で23.8%(24/101例)であった。主な副作用は、γ‐GTP増加15.8%(16/101例)、ALT増加8.9%(9/101例)、AST増加7.9%(8/101例)、腹部不快感4.0%(4/101例)及び血中Al‐P増加2.0%(2/101例)などであった。
17.3 その他
17.3.1 QT間隔に対する影響
外国人健康成人(合計152例)にホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物(ラブコナゾールとして300mg又は500mg)又はプラセボを1日2回計6回負荷用量として静脈内投与後、負荷用量の1/2量を維持用量として1日1回4日間静脈内投与を行った注)。ホスラブコナゾール L‐リシンエタノール付加物反復静脈内投与後のQTcF間隔の平均値はベースラインと比較して短縮し、平均変化量のプラセボとの差は投与後1.5時間で最大となり、-15.1msecであった。QTcF間隔は投与後4時間にベースラインの水準に戻った(外国人データ)。
注)本剤の承認された用量は、ラブコナゾールとして100mgを1日1回である。

18.1 作用機序
本剤は、ラブコナゾールのプロドラッグ(ホスホノキシメチル化合物:ホスラブコナゾール)であり、動物及びヒトに投与すると速やかにラブコナゾールに代謝される。ラブコナゾールは、真菌細胞の膜成分であるエルゴステロール生合成を阻害することにより、抗真菌作用を示す。
18.2 抗真菌作用
18.2.1 抗真菌活性
本剤の活性本体であるラブコナゾールは、爪白癬の主要原因菌であるTrichophyton rubrum及びTrichophyton mentagrophytesの新鮮臨床分離株に対し、強い抗真菌活性を示した(in vitro試験)。
表 新鮮臨床分離株に対する抗真菌活性
→図表を見る(PDF)

18.2.2 モルモット皮膚糸状菌症モデルに対する作用
モルモットTrichophyton mentagrophytes皮膚糸状菌症モデルにおいて、ラブコナゾールの経口投与により、感染局所の臨床症状の改善及び用量依存的な感染局所体毛の菌陰性化率の増加が認められた(in vivo試験)。

一包可:不可

吸湿性があるので、服用直前にPTPシートから取り出す。

分割:不可
粉砕:不可

吸湿性があるので、服用直前にPTPシートから取り出す。

製造販売会社
佐藤製薬
販売会社
 

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