リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算 病棟配置について
リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算 病棟配置について
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当院は、急性期一般入院料1(85床)の届出をしております。
9F 45床
8F 40床
リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算の施設基準において病棟配置の考え方ですが、
配置方法①
9F 栄養1名(専任) リハビリ1名(専従)リハビリ1名(専任)
8F 栄養1名(専任) リハビリ1名(専従)リハビリ1名(専任)
配置方法②
9F8F合わせて
栄養1名(専任) リハビリ1名(専従)リハビリ1名(専任)
どちらが正しいのでしょうか。
回答
初歩的ではないと思いますよ。
お尋ねの件については、解釈の違いがあると大変なので、必ず厚生局に疑義を出してください。
以下は、施設基準の意義とアウトカム基準を考慮して私的に解釈したものです。あくまでも参考までに留め、必ず厚生局に確認してください。
① 届出単位は、病棟単位(1看護単位:1箱)で行う。
急性期一般2が2病棟(2看護単位:2箱)ある場合、2箱で届出をするのなら、それぞれの箱で基準を満たす必要がある。
② PT/OT/STの配置は、箱ごとに満たす必要がある。
③ 専任の管理栄養士の配置は1名につき1病棟(1箱)なので、急性期一般2で2病棟を届け出る場合は、2名必要になる。
④ プロセス・アウトカムの基準は、病棟単位(1看護単位:1箱)でみる。なお、新規の届出に限り、直近3月の実績で基準を満たせば届出可能で、届出受理後は直近1年間の実績を毎月満たすこと。
よって、私的解釈で申し上げると、①になると考えます。
実際のところ、それくらい配置しないと業務が回らないと思いますよ。
厚労省の狙いとしては、急性期病棟で介護力とリハビリ力を強化してADLの低下を抑え、早期退院を目指したいのではないかと思います。平均在院日数の基準が短くなっているのも、そういう努力をしなさいということだと思います。届出に際しては、急性期病棟のうち、どの病棟を強化していくかを段階的に考えたほうがよろしいかと。
非常にわかりやすい回答ありがとうございます。
厚生支局に確認を必ずします。厚労省の狙いと業務内容を考えると②ではないですよね。病院内でも今後どこを強化するかを検討し、対応していきます<m(__)m>
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