MRSA陽性患者様に塩酸バンコマイシンの点滴を行っていますが、一週間点滴しましたが肺炎像の改善がみられず、継続使用の指示が出ています。
継続算定がどの程度認められるか、又請求時のコメントが必要か、コメントの内容等教えていただけると幸いです。
抗生剤点滴の算定限度日数
回答
ベストアンサー
回答者：
名無しのななこ さん
医療事務（医事）
名無しのななこ さん
医療事務（医事）
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjmj/44/2/44_136/_pdf
上記、ネット上にありました論文です。とてもわかりやすいため載せてみました。
その中で、入院では14日が限度で、効果の無い時には適応のある抗生物質に切替える必要がある。漫然と2週間以上使用すると査定となるとあります。
まさにこの通りで14日以上は原則査定対象となります。それ以上の使用はコメント必須と考えます。検査数値、患者様の状態等、長期使用による症状改善がわかる記載をしたうえで提出をされたらよろしいかと思います。
ナース さんからのコメント
ありがとうございます。
勉強になります。
回答者：
たろう さん
医療事務（医事）
たろう さん
医療事務（医事）
病名にもよると思いますが、経験上抗菌薬の2週間を超える使用は査定対象となるため、2週間を超える場合は継続理由についてコメントのうえ請求した方が良いと思います。
ナース さんからのコメント
ありがとうございます。
回答者：
ひでき さん
医療事務（医事以外）
MRSA肺炎の治療期間は，明確なエビデンスがありません。地域や保険者により幅が異なります。
菌血症や空洞などの形成を伴う肺炎の場合には、2週間以上の投与が必要な場合があるようです。
長期投与をおこなうには、必要と考える医学的な理由をコメントとして記載する必要がありますが、発熱や呼吸器症状だけで継続するのは、添付文書を遵守していないので、そのような理由は書けません。
一度、日本化学療法学会と日本感染症学会が作成している「MRSA感染症の治療ガイドライン」をお読みください。以下のファイルをダウンロードできます。
http://www.chemotherapy.or.jp/guideline/guideline_mrsa_2019.pdf
ナース さんからのコメント
添付資料までありがとうございます。
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