人工骨頭抜去、骨セメント挿入の術式について
人工骨頭抜去、骨セメント挿入の術式について
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ご教示のほどよろしくお願いいたします。
回答
再手術になるので、人工骨頭挿入術を再度算定の上、原因疾患の記載と症状詳記で説明するしかないと思います。
当院では同事例ですと、K048 骨内異物(挿入物を含む。)除去術での算定とし、薬剤、材料費も合わせて算定し症状詳記を添付します。
後日再度骨頭を挿入した際に、人工骨頭挿入術での算定としております。
医師にご確認いただければと思います。
人工骨頭は抜去したままの状態ということでよろしいでしょうか?
抜去したままであれば、股関節の人工骨頭抜去のため、手技料は「K065 関節内異物(挿入物を含む。)除去術 1 股 12540点」とし、薬剤料、特定保険医療材料料を算定して、症状詳記を付けるのが妥当と思います。
感染症が治ってからの人工骨頭再挿入は「K081 人工骨頭挿入術 1 股 19500点」で算定することになりますが、これも症状詳記が必要です。
そうではなく、抗生物質入りの骨セメントを留置して人工骨頭を挿入してある状態ならば、「K081 人工骨頭挿入術 1 股 19500点」を算定して症状詳記を付けるのが妥当と思います。
ご質問からは人工骨頭の有無がどちらなのかハッキリしないため、両方の回答をしました。手術記録や担当医にご確認のうえ算定してください。
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