輸血
輸血
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輸血時に使用する、生理食塩液、へパフラッシュは算定可能でしょうか。
ルート確保時の本人の逆血の確認のため、または輸血終了時にルートに残った血液を全て体内に入れるために使用しています。
ご教示いただけますでしょうか。
回答
添付文書には、以下の通り書かれています。
本剤は静脈内留置ルート内の血液凝固防止(ヘパリンロック)の目的に使用する濃度の製剤であり、汎発性血管内血液凝固症候群の治療、血栓塞栓症の治療及び予防、血液透析・人工心肺その他の体外循環装置使用時の血液凝固の防止並びに輸血及び血液検査の際の血液凝固の防止の目的で投与しないこと。
よって、輸血時に使用することは適切でないと思われます。生食は問題ないかと。
ありがとうございます。大変参考になりました。
輸血終了後に輸血のルート内を流す目的の生食と、留置針のルート内の凝固予防目的のヘパフラッシュはどちらも算定できます。
ひできさんが引用されている添付文書の輸血や採血のくだりは、血液そのものの凝固防止剤 としては使用できないと記載されていると思います。
算定はできますが、輸血と同じ50番では請求できません。新人が間違えて入れることがよくあるのですが、必ず査定されます。なので、同日の点滴に加えて算定しています。
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