診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

透析

透析

  • 受付中回答1
初めて療養病棟で透析患者が入院されます。
透析で使用した薬剤は包括されるのでしょうか。
またダルベポエチンは出来高で算定できますか。 

回答

 A101 療養病棟入院基本料の通則通知(4)にて

(4) 基本診療料の施設基準等別表第五に掲げる画像診断及び処置並びにこれらに伴い使用する薬剤、特定保険医療材料又は区分番号「J201」酸素加算の費用並びに浣腸、注腸、吸入等基本診療料に含まれるものとされている簡単な処置及びこれに伴い使用する薬剤又は特定保険医療材料の費用については療養病棟入院基本料に含まれる。なお、療養病棟入院基本料を算定する日に使用するものとされた投薬に係る薬剤料は、療養病棟入院基本料に含まれているものであるため別に算定できない。ただし、「注1」のただし書の規定により、入院料Iを算定する場合については、この限りではない。

と通知されており、基本診療料の施設基準等別表第五「特定入院基本料、療養病棟入院基本料、障害者施設等入院基本料の注6及び注12の点数並びに有床診療所療養病床入院基本料に含まれる画像診断及び処置並びにこれらに含まれない除外薬剤・注射薬」では

一 これらに含まれる画像診断
 写真診断(単純撮影(エックス線診断料に係るものに限る。)に限る。)
 撮影(単純撮影(エックス線診断料に係るものに限る。)に限る。)

二 これらに含まれる処置
 創傷処置(手術日から起算して十四日以内の患者に対するものを除く。)
 喀痰吸引
 摘便
 酸素吸入
 酸素テント
 皮膚科軟膏処置
 膀胱洗浄
 留置カテーテル設置
 導尿
 膣洗浄
 眼処置
 耳処置
 耳管処置
 鼻処置
 口腔、咽頭処置
 間接喉頭鏡下喉頭処置
 ネブライザ
 超音波ネブライザ
 介達牽引
 消炎鎮痛等処置
 鼻腔栄養
 長期療養患者褥瘡等処置

三 これらに含まれない除外薬剤(特定入院基本料に係る場合を除く。)
 抗悪性腫瘍剤(悪性新生物に罹患している患者に対して投与された場合に限る。)、HIF-PH阻害剤(人工腎臓又は腹膜灌流を受けている患者のうち腎性貧血状態にあるものに対して投与された場合に限る。)及び疼痛コントロールのための医療用麻薬

四 これらに含まれない注射薬(特定入院基本料に係る場合を除く。)
 抗悪性腫瘍剤(悪性新生物に罹患している患者に対して投与された場合に限る。)、エリスロポエチン(人工腎臓又は腹膜灌流を受けている患者のうち腎性貧血状態にあるものに対して投与された場合に限る。)、ダルベポエチン(人工腎臓又は腹膜灌流を受けている患者のうち腎性貧血状態にあるものに対して投与された場合に限る。)、エポエチンベータペゴル(人工腎臓又は腹膜灌流を受けている患者のうち腎性貧血状態にあるものに対して投与された場合に限る。)及び疼痛コントロールのための医療用麻薬

と示されていますので、これに則って算定します。

 ご質問の件はここに記載されていますので、「初めて療養病棟で透析患者が入院されます」ならば、それなりに診療報酬点数表をお読みください。

回答する

すべての方が気持ちよくご利用になれるよう、第三者に不快感を与える行為(誹謗中傷、暴言、宣伝行為など)、回答の強要、個人情報の公開(ご自身の情報であっても公開することはご遠慮ください)、特定ユーザーとの個人的なやり取りはやめましょう。これらの行為が見つかった場合は、投稿者の了承を得ることなく投稿を削除する場合があります。

関連する質問

解決済回答4

ストーマ合併症加算算定要件にある重症度分類について

2024年診療報酬改定により、ストーマ処置に「ストーマ合併症加算」が新設されましたが、この合併症加算の算定要件に「ストーマ合併症の重症度分類グレード2以上...

医科診療報酬 処置

解決済回答2

グリセリン浣腸

感染性胃腸炎の患者にグリセリン浣腸をした場合、病名は感染性胃腸炎でいいのでしょうか?すいません、よろしくお願いします。

医科診療報酬 処置

受付中回答1

腎ろうカテーテル患者さんの腎盂処置

透析クリニックで勤務して 初めてのパターンの算定があり教えて頂きたいです。...

医科診療報酬 処置

受付中回答3

胸骨骨折

胸骨骨折で、肋骨骨折固定術の算定は可能でしょうか?

医科診療報酬 処置

受付中回答2

創傷処置と皮膚科軟膏処置

入院医事です。
違い、算定条件答えがわかりません。
大きさや傷、また、処置薬剤によっても違うと曖昧で教わりました。
褥瘡は、小さくても創傷処置。...

医科診療報酬 処置

わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!

質問する

このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。