外用剤の処方に関して2点質問です
外用剤の処方に関して2点質問です
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2点教えて下さい。
1点目は外用剤の多種類処方に関してです。
湿布、テープ剤の多種類処方(例えが、モーラステープLを14枚、MS温湿布を20枚等)はいけませんという指導がありました。双方とも効能が同じで多種を処方する根拠がないとのことでした。
また、湿布剤・テープ剤と塗り薬との併用もいけませんと指導がありました。
これも、塗り薬も貼薬も同じ効果であるためと指導されました。
お聞きしたいのは、処方を混在処方し、指導や返戻を受けたことがありますでしょうか。
2点目は塗り薬の処方制限の有無についてです。
湿布剤、テープ剤は70枚制限がありますが、鎮痛剤の塗り薬(例えば、ボルタレンゲルやフェルビナクスチック)での制限はあるのでしょうか。皮膚科領域では塗布エリアによって目安のグラム数の図解があるのを見かけました。鎮痛剤の塗り薬の1回処方量についてお聞きしたいです。
外用剤の制限が厳しく患者さんとの行き違いも多くなり困る場面があります。
皆さんのご意見をくださると幸甚です。
回答
1点目のご質問ですが、同一部位に同一薬効のものを処方すると過剰で指導を受けます。
別部位であれば、部位名を付して請求しましょう。
2点目のご質問ですが、「1FTU:フィンガー・チップ・ユニット」の考え方があります。
軟膏は、成人の人差し指第一関節の長さに絞り出したものが0.5gで、成人の手掌2枚分に相当します。
Dr.や薬剤師、Nsがご存知のはずなので、確認してみてください。
院外処方なら、薬剤師が説明していると思います。
ネットで「1FTU」で検索してみてください。いろいろ出てきますよ。
ひできさん、
ご返信くださり誠に有難うございました!
部位が変わればよいのですね。例えば、湿布を貼らない時間に同一部位に塗り薬を使用したいという患者さんがおられるのですが、それは基本的にはダメということなんですね。
有難うございます。
2点目はステロイド等の皮膚科領域の塗り薬では聞いたことがありますが、同じ投与量が鎮痛剤の塗り薬でも適応されるという理解で良いでしょうか。
すこし、鎮痛剤と皮膚科の治療との適応が違いがあるのかなと思っていました。
わかりやすくご解説いただき感謝申し上げます!
だいたいの薬剤が「適量」とありますので、べとつかない程度で1FTUを基本とすればよろしいかと存じます。
ひできさん、
再度のご回答、誠に有難うございます。
この1FTUというコンセプトで計算するのは、非効率的ですね。
皮膚科領域の塗り薬の量を参考にして処方すればよいということで理解いたしました。
この度は誠に有難うございました!
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