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Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(PINP)の算定について

Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(PINP)の算定について

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骨粗鬆症の治療薬、ボンビバを施注し治療を行なっている患者さんにPINPとTRACP-5bの検査を行いました。注射はかなり前から行っていて、検査はどちらの項目も今回が初めてでしたが、PINPの方だけ減点されました。
 減点の理由はCです。
どのような理由で減点されたと考えたら良いでしょうか?
ご教示お願いします。 

回答

ボンビバは、骨吸収抑制作用が強力な薬で、モニタリングには骨吸収マーカーでありTRACP-5bが用いられます。PINPは、骨形成マーカーとしておこなわれますので、骨形成促進剤(テリパラチド、ロモソズマブ等の)の投与中のモニタリングに有効です。
ただ、「C」査定ということですので、その他の医学的理由によるものだと思います。医学的理由が書けるようなら、医師に記載してもらい、再審査をなさるとよろしいかと存じます。
一般的には、PINPとTRACP-5bを治療効果の判定に併施することはないかと思いますが、、、

 SRL総合検査案内HP 臨床意義には、骨芽細胞分化の初期から産生されるP1NPは、BAP等の骨形成マーカーよりも早期の骨形成を鋭敏に反映します。P1NPは、骨粗鬆症治療、特に骨形成促進剤であるPTH製剤(テリパラチド)による治療効果の判定やモニタリング、診断補助に有用と考えられています。とあります。
 ボンビバ(イバンドロン酸)に対して施行する医学低意義がレセプトからはわからなかったのかも知れません。また複数の検査施行の意義も問われていると思います(この場合B査定になるのかも知れませんが。)。ご確認いただき、再審査されたら良いかと思います。

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