診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

生pz imp後の抜髄

生pz imp後の抜髄

  • 解決済回答1
生pz、印象後にセットで来院までの間に歯髄炎が起こり抜髄しましたがこの場合に状況通りに根充、築造を算定して補綴物セットでいいのでしょうか?
最初の生pzを失pzに変更したり築造は算定できないとかあるのでしょうか?

回答

ベストアンサー

偶発的な外傷等によりPulが発症した場合は、抜髄以前に行った生PZ、印象、BT、さらに装着できなくなった歯冠修復物の全ての算定が可能です。この場合の歯冠修復物の算定は未来院請求と同様に、装着料と装着材料料及び補管の算定は当然ながらできません。歯管修復物のみを算定します。病名は、印象と同月の抜髄の場合、「C→(外傷性)歯の破折、Pul」となります。レセプト病名Pulのカルテ病名は「カリエスのない歯髄炎」ですのでご注意ください。
また、印象月の翌月以降(印象と異月)であれば移行病名の必要はなく、「歯の破折、Pul」のみでも結構です。なお摘要欄には「偶発的な外傷によるPulのため装着できなくなった歯冠修復物」等の記載をしておくことが望ましいです。
さらにカルテには「装着物の種類、装着予定日、装着できなくなった理由」を記載します。
以上が通知から明確な取扱いですが、県によってはこの取扱いをさらに拡大解釈して外傷によらない事象であっても算定を認めている県もあります。その場合、病名は単純に「C→Pul」のみで算定が可能です。Pulは「カリエスのない歯髄炎」であることは同じです。
このように実態どおりに算定ができるのは、保険診療が出来高払いの原則によるからです。
当然ながら、抜髄から根充、新たに行う失PZ、2度目の印象、BT、そして2つ目の歯管修復物の装着等も全て算定が可能です。

いつも詳しく回答していただきましてありがとうございます。
実態どうりに算定したいと思います。

関連する質問

受付中回答1

CR充填から歯冠破折による前装補綴について

前歯部1〜2ヶ月以内にう蝕によりCR充填してある歯牙が外傷による歯冠破折により前装冠補綴になる場合、摘要の記載により算定可能でしょうか?

歯科診療報酬 歯冠修復及び欠損補綴

受付中回答1

咬座印象の算定方法を教えてください。

咬座印象は、特殊印象の扱いとして算定して良いのでしょうか?
シリコンを使いBTと同日に行ったようです。
算定の流れとしては、
①精密印象...

歯科診療報酬 歯冠修復及び欠損補綴

解決済回答1

差し歯からブリッジにやりかえ

一月ほど前に前歯の左側1.2.3番を差し歯にしました。1番が取れたのでつけ直してらい、その後のレントゲンで歯根にヒビがいっているかもしれませんと言われまし...

歯科診療報酬 歯冠修復及び欠損補綴

受付中回答1

CR後に抜髄に移行した後の充填について

いつも大変お世話になっております。
充形(CR充填)の翌々月に痛みが出て抜髄に移行したケースの根充後の充填処置です。...

歯科診療報酬 歯冠修復及び欠損補綴

受付中回答1

自費の歯周組織再生療法を行なった歯の補綴について

補綴予定の歯に対し、エムドケインを用いた自費の歯周組織再生療法を行いました。無知で申し訳ないのですが、この歯に対して、保険で補綴をすることは可能なのでしょ...

歯科診療報酬 歯冠修復及び欠損補綴

わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!

質問する

このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。