手術中止時の算定について
手術中止時の算定について
- 解決済回答3
大動脈瘤切除の手術を予定されていた方です。
上記オペの前日に腰部にドレナージチューブを挿入してました。
瘤のオペの際全麻を実施し、いざ開胸というところでドレナージがうまく出来ていない事に気付き、数センチ抜けていた為その場で再挿入を試みるも挿入出来ず、オペが中止になりました。
この場合、請求的には全麻はかけた分(時間+使用薬剤)を算定し、オペ中止の旨の詳記を記載すれば良いでしょうか?
麻酔も含めて全て算定出来ないのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答
手術 通則 (抜粋)
15 手術を開始した後、患者の病状の急変等やむを得ない事情によりその手術を中途で中絶しなければならない場合においては、当該中絶までに行った実態に最も近似する手術の各区分の所定点数により算定する。
今回の麻酔については、摘要欄へ手術中止のコメント入力、症状詳記のご記載をお勧めいたします
手術手技については、通則をご参考の上、ご請求をお勧めいたします。
ご回答ありがとうございました!
今回は経緯を記載して患者様にもご納得して頂き請求書も無事出来そうです!
麻酔に係る費用は算定できるとは思いますが、算定した場合には患者負担が生じます。手術出来なかった理由がドレナージの不備によるものとなると患者がその分の費用負担に納得されない可能性はあります。患者に十分説明しましょう。
また、手術の中止がドレナージの不備ならば、所期の目的が達成されておらず、挿入後のドレーン管理も十分でないことから手術前日のドレナージの費用算定には疑義が生じると思います。
ご回答ありがとうございました。
案の定少し問題となり返信遅くなってしまい大変申し訳ありません。
ドレナージチューブは算定しておりませんが、手技は算定しました。
患者様にも過失はありやっとつい先日ご納得頂けました。ありがとうございました!
お尋ねのケースですが、状況について請求先に照会されたほうがよろしいかと存じます。
なお、患者負担が生じる場合は、患者/家族にきちんと説明すべきと考えます。
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