PPI高用量の長期処方について
PPI高用量の長期処方について
- 受付中回答2
ランソプラゾール30mg 1T 1×
を長期処方されていた方が当院での処方を希望なさっています。
病名で維持療法の必要な難治性逆流性食道炎と記載すれば、高用量の継続処方は可能なのでしょうか?
別に併用病名が必要であったりコメントが必要であったりするのでしょうか?
回答
ランソプラゾールの添付文書によると、
<用法・用量に関連する使用上の注意>
逆流性食道炎の維持療法において、1日1回30mgの投与は、1日1回15mg投与中に再発した例など15mgでは効果が不十分な場合に限る。
とあるので、医師にコメントを求めたほうがよろしいかと思います。
また、ご質問に「当院での処方を希望なさっています。」とありますが、患者は他院からの紹介ではない形で貴院を受診されたのでしょうか?そうだとすると他院でランソプラゾール30mgの継続はできないと言われた可能性があり、審査上何かしら問題があったのかも知れません。
回答ありがとうございます。
他院より紹介状持参でお越しになり、内容も継続お願いしますとなっていました。患者さんからも1年以上高用量で内服していると聞きました。
PPIは高用量は8週しか使用できないものと思っていたので、併用病名や特記事項の記載などにより使用可能な場合があるのかを知りたく質問しました。
ひとまず症状が落ち着いていることからネキシウムへ切り替えることになりました。
添付文書では
○逆流性食道炎の場合
通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mgを1日1回経口投与する。なお、通常8週間までの投与とする。さらに、再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回15mgを1日1回経口投与するが、効果不十分の場合は、1日1回30mgを経口投与することができる。
とありますので、高用量だからといって8週超えが不可ということではないと思います。
すべての方が気持ちよくご利用になれるよう、第三者に不快感を与える行為(誹謗中傷、暴言、宣伝行為など)、回答の強要、個人情報の公開(ご自身の情報であっても公開することはご遠慮ください)、特定ユーザーとの個人的なやり取りはやめましょう。これらの行為が見つかった場合は、投稿者の了承を得ることなく投稿を削除する場合があります。
関連する質問
わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!
このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。