淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出
淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出
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淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出(尿)にてクラミジアと淋菌が陽性になった場合、同月に治癒効果判定として同検査を行ってもレセプト上問題ないでしょうか?
宜しくお願い致します。
回答
当科では、例えば
5/1 → 淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出(尿)
ここで、クラミジア陽性の場合、マクロライド系抗生物質を1000mg投与 → 1回経口投与することにより、アジスロマイシン感性のトラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)に対して有効な組織内濃度が約10日間持続することが予測されているので
5/10 以内の、同検査はマイナス査定されております。
5/11 以降の検査を施行する症例としては、『治癒後』の『再発』症例で当科では検査施行します。
淋菌も同様ですが、
5/1 アミノグリコシド系抗菌薬を投与 → 投与後3〜5日間は経過を観察し、効果判定とあり、
5/5 以内の検査は査定対象です。
5/6 以降の検査を施行する症例としては、『治癒後』の『再発』症例で当科では検査施行します。
原則、これらの抗生物質は効果があり、同検査を再施行せずとも、視診・ウミ・濃尿の有無・尿沈査の初尿中に白血球の確認で”おおよそ”判定が可能です(初尿は白血球を認めますが、中間尿の場合は、その限りではありません)。判定の為、再検査が望ましいとされておりますが、
抗生物質の効果がある期間の淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出は、過剰対象の査定となりえます。
ただし、医学的に本検査が有意義であれば、症状詳記添付の上、請求してみてはいかがでしょう。
また、他の回答者様の見解も参考にしてみてはいかがでしょうか。
a swell in the様
大変わかりやすい詳細で回答頂きありがとうございます。
クラミジア・トラコマチスと淋菌の重複感染者に対して治療効果判定に実施した場合に算定できる。
上記通知あり、該当ならば算定可能と思います。
事務員様
ご回答頂きありがとうございます。
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