転倒して前額部と左腕に挫創、鼻下と頬に擦過傷があり、前額部は縫合して創傷処理を算定しました。
手術当日に手術に関連して行われる処置は算定不能、また同一起因によるそ創は範囲を合算する、などの決まりがありますが、前額部と同時に行った左腕、鼻下、頬に対しての創傷処置は同日に算定してもいいのでしょうか。
創傷処理と創傷処置の同一算定
回答
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回答者：
a swell in the さん
診療情報管理士
a swell in the さん
診療情報管理士
Ｋ０００ 創傷処理
通知
(２) 創傷が数か所あり、これを個々に縫合する場合は、近接した創傷についてはそれらの長さを合計して１つの創傷として取り扱い、他の手術の場合に比し著しい不均衡を生じないようにすること。
上記通知より、前額部・鼻下・頬は、近接した創傷と解釈致します。
よって、＞前額部と同時に行った鼻下、頬に対しての創傷処置は同日に算定できないと思います。
尚、創傷処理においては、”長さを合計して１つの創傷として取り扱い”とあり、所定点数を算定すればよいと思います。
＞前額部と同時に行った左腕（中略）に対しての創傷処置は同日に算定してもいいのでしょうか。 → 先の通知（2）より、”左腕”は前額部とは近接部位ではない為（別部位）、創傷処置の算定は可能と解釈致します。
また、各算定項目に、『創傷部位』のコメントは必要と思います。
類似のQ&Aが当サイトにあります。参考にしてはいかがでしょうか。
https://shirobon.net/qabbs_detail.php?bbs_id=42571
えもん さんからのコメント
丁寧なご回答をありがとうございます。創傷の算定の理解が深まりました。参考のURLリンクもありがとうございました。
回答者：
事務員 さん
医療事務（医事）
事務員 さん
医療事務（医事）
手術に関連しておらず、同項目を施行したわけではないならば算定可能と思います。
えもん さんからのコメント
回答ありがとうございます。関連がない腕は算定可能ですね。
回答者：
かっちゃん さん
医療事務（医事）
かっちゃん さん
医療事務（医事）
「手術当日に手術に関連して行われる処置」とは、「手術を行わなければ行う必要がなかった処置」と言い換えると分かりやすいと思います。
例 Ｊ０６３ 留置カテーテル設置
＝手術を行わなければ患者自身でトイレに行って排尿できるため行う必要はないが、手術を行い安静が必要でトイレに行けないため留置カテーテル設置を行った
ご質問の処置はこれに該当しませんので別に算定可能です。
えもん さんからのコメント
回答ありがとうございます。なるほど、例に挙げていただいたカテーテルの考え方もあるのてすね。
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医療事務（医事）
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さぬきうどん さん
医療事務（医事）
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