血液型

支払基金統一事例
事例 【 検査 】 ４５１ 輸血前検査における血液型検査の算定について 《令和７年２月２８日》 ○ 取扱い ① 輸血前検査におけるＤ011「１」ＡＢＯ血液型及びＲｈ（Ｄ）血液型の算 定は、原則として一連の輸血につき１回認められる。 ② 血液型加算（ＡＢＯ式及びＲｈ式）の算定は、原則として一連の輸血につ き１回認められる。 ○ 取扱いを作成した根拠等 ＡＢＯ血液型は、抗Ａと抗Ｂ試薬を用いて受血者の赤血球のＡとＢ抗原の 有無を調べる検査（オモテ検査）と、既知のＡとＢ赤血球を用いて受血者の血 清中の抗Ａと抗Ｂ抗体の有無を調べる検査（ウラ検査）である。Ｒｈ（Ｄ）血 液型は、抗Ｄ試薬を用いてＲｈＤ抗原の有無を調べる検査である。 同一の医療機関で実施した同一患者に対する複数回の血液型検査は通常１ 回で十分だが、血液疾患の治療においては、造血幹細胞移植により血液型が変 わることがある。 また、ＡＢＯ血液型が異なる輸血（血液型不適合輸血）を実施した場合、チ アノーゼや血圧低下等のショック状態により死に至ることがある。したがっ て、一連の輸血における本検査 1 回の実施は、血液型不適合輸血を防止する点 から重要である。 以上のことから、上記①の検査及び②の加算の算定は、原則として一連の輸 血につき１回認められると判断した。 なお、輸血の反復の必要性が明らかな場合はこの限りではない

とありますが、検査の血液型と輸血の血液型加算両方ともとれるとの解釈でよろしいですか。
どちらか一方と書いてないので。
解釈の仕方がわからず。
すみません。教えて下さい。