硬膜外麻酔とカテラン硬膜外注射
回答
残念ながら、上記の説明は正しくありません。
硬膜外麻酔は、あくまで局所麻酔薬を用いた麻酔(交感神経のブロック、知覚神経のブロック、一部運動神経のブロック)で、使用薬剤は概ね1%キシロカイン換算で数ml~10mlです。
交感神経ブロックによる局所血流の改善や知覚神経ブロックによる痛みの悪循環の遮断が期待されますが、一方で 血圧低下等のバイタルサインの観察が一定時間必要です。
大きな効果も期待できますが、いろんな意味で手間がかかる治療のため 点数も高く設定されています。
硬膜外注射、生食にステロイド等の抗炎症効果を期待して硬膜外に注射で投与する手技です。
(バイタルサインに影響を及ぼさないごく低濃度少量の局所麻酔薬を一緒に投与することもあります。)
この場合は、施行後の経過観察は特に必要なく 注射後すぐの帰宅も可能です。
麻酔ではないため、点数は低く設定されています。
つまり、硬膜外麻酔にカテーテルの有無は関係ないですし 硬膜外注射の部位も仙骨部に限ったことではありません。
以上は、あくまで理屈の上の話で 実際は 査定委員の恣意的な裁量で麻酔と認められたり注射とさていされたりしていて問題です。
よく理解出来ました。
医療事務の勉強中なので、まだ基本的なこともわからず質問していますが、丁寧な回答ありがとうございました。
カテラン硬膜外注射は、仙骨部にピンポイントで局所麻酔剤を注射する手技です。
硬膜外麻酔は、術中・術後に硬膜外にカテーテルを入れて、局所麻酔剤を持続的に注入する手技です。
回答ありがとうございました。
ホントはもっと早くにコメントさせていただきたかったのですが、この使い方を理解できておらず、やっと回答コメントを入れる場所に今朝たどり着きました。
本当に遅くなって申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。
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