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2022.4月診療報酬改定 褥瘡について

2022.4月診療報酬改定 褥瘡について

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どなたかご教授ください!困っております、、、

2022.4月診療報酬改定での褥瘡対策についてです。

(2)のひとつとして、【薬学的管理に関する事項】とありますが、「褥瘡の発症リスクに影響を与える可能性がある薬剤」(8種類ほど書いてありますが)の使用が「有」である場合は、薬学的管理の対応が必要である、と認識していいのでしょうか?
当方、入院の98%は高齢者で、これらの内服薬は全員ひとつは飲んでいるのですが…

どうか、よろしくお願いいたします。

回答

ベストアンサー

お疲れさまです。看護師の皆さんは本当に真面目ですね。頭が下がります。
そんなに肩に力を入れなくて大丈夫ですよ。褥瘡対策の基準を落ち着いて3回読んでください。どのような場合に管理が必要なのかご理解いただけるはずです。
まず、褥瘡対策チームは専任の医師と臨床経験を有する看護職員で構成されますが、今回の改定で、薬剤管理と栄養管理について、薬剤師と管理栄養士と連携させる考え方に変わってきています。
それを踏まえて施設基準の(4)を読んでみます。
「当該患者の状態に応じて記載すること。」「必要に応じて、薬剤師・・・」とありますね。これは褥瘡のステージごとに、薬物治療(創部処置を含む)に際し、薬剤師が関与すべきとチームが判断した場合に薬剤師との連携を図り、薬剤師と共同で計画を立案、実施、評価することを言っています。
まずは、チームで患者さんごとに薬学的管理が必要なのか、評価することが必要ですね。
褥瘡を有していて、外用薬が保護剤を使用している患者さんは、普通に考えれば対象になりませんか?

今後を見据えると、次回の改定では薬剤師と管理栄養士が褥瘡対策チームのメンバーとして必須になるかも? と容易に想像できます。よって、院内手順を見直し、薬剤師と管理栄養士の参加を求めてはいかがでしょうか。

ひできさん、早速のお返事、本当にありがとうございます!

私も、やんわりと(と言っては語弊があるかもですが…)捉えていて、まさに“必要があれば”程度に考えていたのですが、実際入力する担当看護師から、「じゃあ、どういう場合に、薬学的管理が必要だと判断するのか?」「これらの薬ひとつでも飲んでいたら、必要だと判断していいのか?」などなど、質問されまして…はっきり、こういう場合!という基準がないと難しいみたいです。。。
これらの薬を飲んでいなくても、管理が必要無いケースもあるということですよね。

ご指摘の通り、当方は薬剤科は褥瘡チームには今のところ関わっておりません。医師と看護師だけで判断しようとするからいけないんですね…涙

チーム編成も再考しないといけません。お返事ありがとうございました!

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