新型コロナ入院一部負担補助制度について

解決済回答5

みあさん医療事務（医事）

投稿日：2023/08/27

いつもお世話になっております。

5類になった事により、「新型コロナウイルス感染症の患者が当該感染症に係る治療のために入院した場合、医療保険各制度における月間の高額療養費算定基準額から原則2万円を減額した額を自己負担の上限とする措置を講ずる。なお，高額療養費算定基準額が 2万円に満たない場合にはその額を減額する。」

となっておりますが、医療機関での窓口支払についてなのですが、
例えば70歳未満の限度額区分オ　の方がコロナに罹り、負担金35,400円のところを、公費による減額措置後の自己負担額は15,400円となりますよね。20,000円が減額されますが、病院での窓口清算は一旦35,400円をお支払いいただき、レセプトで公費請求を行えばその後、基金や国保の方から20,000円が還付されるという仕組みなのでしょうか。

それとも病院窓口精算の時点で20,000円を減額したものを請求するのでしょうか。

医科診療報酬　経過措置

回答

ベストアンサー

回答者：

コロ助さん医療事務（医事）

投稿日：2023/08/28 10:01

すでに回答が出ているとおり患者さんの窓口支払額は15,400円になります。

イメージ図は社会保険診療報酬支払基金のホームページにあります。
「支払基金　レセプト請求計算事例」で検索するか、下記アドレスを参照してください。
https://www.ssk.or.jp/smph/seikyushiharai/keisanjirei/index.html
お尋ねのケースの場合は、一番上の「計算事例（令和5年5月8日以降）」のうち、8ページの区分オの事例が近いかと思います。
これには全額公費負担の治療薬も入っているので少し分かりにくいかもしれませんが、[療養の給付]と書かれた図のうち、上の半分（医療費60万円の内訳）が20,000円を減額措置したときに誰がいくら負担するのかの割合や金額を表しています。
このうち、一部補助20,000円を公費が負担しますが、左下の合計欄にあるとおり、患者の支払いは15,400円までとなり、20,000円は公費としてレセプト請求時に保険医療機関に支払われます。

みあさんからのコメント

詳しくありがとうございます。
レセプト計算事例表をみながら請求書を確認した所、コロナ以外の診療がある場合のケースの請求書も正しく精算されておりました。

投稿日：2023/08/28 10:01