矯正セファロについて。

投稿日：2024/08/02 8:36

Ｎ００３ 歯科矯正セファログラム の通知等に、Ｎ０００ 歯科矯正診断料 や、Ｎ００１ 顎口腔機能診断料を算定していないと歯科矯正セファログラムを算定できない等の記載はありません。

むしろその反対で、Ｎ０００ 歯科矯正診断料 の通知（2）や、Ｎ００１ 顎口腔機能診断料 の通知（2）に、「歯科矯正セファログラムの撮影等の撮影を行い、（略）場合に算定する。」と記載があり、歯科矯正セファログラムの撮影を行ったうえで、歯科矯正診断料や顎口腔機能診断料の算定を行うことになります。
歯科医学的に考えても、歯科矯正診断料や顎口腔機能診断料は歯科矯正セファログラム等の検査を行ったうえで行われるものであり、診断料の算定していないと歯科矯正セファログラムの撮影が出来ないという状態は一般的に考えて難い状態です。

通常、歯科矯正診断料や顎口腔機能診断料の算定と同日もしくは以前に歯科矯正セファログラムの算定がない場合、返戻されると思われます。
他院撮影での歯科矯正セファログラムを用いて診断を行った場合等は、診断料の算定は認められれるものと思いますが、歯科矯正セファログラムの撮影を行っていない歯科矯正診断料や顎口腔機能診断料の算定は、そもそも算定要件を満たしていません。

一体どのような状況なのでしょうか？ ご教示ください。