学校健診の用紙を紛失して歯科矯正相談への来院について

投稿日：2024/06/22 14:51

学校健診の用紙紛失との事で、
まずは患者・家族が学校に相談してもらうべきではないでしょうか

病名を判断・診断するのは医師かと思います。
その上で請求根拠が出来ますので、
まずはそこからかと思います

投稿日：2024/06/26 1:35

通知に「歯科矯正相談料は、学校保健安全法第13条第１項に規定する健康診断の結果より〜」と記載ありますので、患者の自己申告ではなく、学校検診の結果の用紙に基づいて行うべきものと思われます。

なお、上顎左右２先欠、右下４先欠は、厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常でも、３歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常でもありません。

また「歯科矯正相談料は、（略）咬合異常又は顎離断等の手術を必要とする顎変形症が疑われる患者の口腔状態、顎骨の形態等について、歯科エックス線画像、口腔内写真、顔面写真等の撮影、スタディモデルの製作等を行い、これらの分析や評価を行った上で、患者又はその家族等に対して、その内容について説明し、文書により提供した場合に算定する。」と記載があります。
したがって、パノラマを撮影して、上顎左右２先欠、右下４先欠の合計3本の永久歯の先天性欠如を確認しただけで、歯科矯正相談料を算定出来るわけではありません。

永久歯の先天性欠如を疑いパノラマを撮影してしたのであれば、パノラマの算定は通常通り可能と思われます。