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沈降破傷風トキソイドの査定

沈降破傷風トキソイドの査定

  • 解決済回答3
6月分の査定で、3回目の破傷風トキソイドが査定された方がいました。病名は、右第3指ひょう疽です。D判定でしたので、いろいろ調べても良くわかりません。
私の推定は、病名からの判断かなと思うのですが、ご教示いただけると幸いです。
ひょう疽では、3回も接種の必要はない、との判断なのでしょうか?
宜しくお願い致します。

回答

ベストアンサー

>2回目は初回から1ヶ月後、3回目は初回から1年後に接種しております。
→具体的な日付でないと判断が難しいです。

 添付文書によると初回免疫は「2回の注射」のことで、追加免疫(=3回目)は『標準として「初回免疫終了後」12箇月から18箇月までの間に』と「初回免疫終了後」つまり「2回目」を起点に「12箇月から18箇月までの間」ですから、「2回目は初回から1ヶ月後、3回目は初回から1年後」では3回目は2回目から「12箇月から18箇月までの間」にならないと思います。

 「2回目は初回から1ヶ月後、3回目は初回から1年後」を具体的な日付に置き換えると

初回 =2024年2月1日

2回目=2024年3月1日←2回目は初回から1ヶ月後

3回目=2025年2月1日←3回目は初回から1年後

となり、3回目(2025年2月1日)は2回目(2024年3月1日)を起点に「12箇月から18箇月までの間」に入らず、2回目(2024年3月1日)を起点に「12箇月から18箇月までの間」ですと、3回目は2025年3月1日以降となります。

初回接種の日付から計算すると、2回目の接種が意味を成さなくなるということですね!
とてもわかりやすくご教示いただき、ありがとうございました。
院長とも、改めて確認してみます。

 沈降破傷風トキソイドの添付文書の「用法及び用量」には

初回免疫:通常、1回0.5mLずつを2回、3〜8週間の間隔で皮下又は筋肉内に注射する。

追加免疫:通常、初回免疫後6箇月以上の間隔をおいて、(標準として初回免疫終了後12箇月から18箇月までの間に)0.5mLを1回皮下又は筋肉内に注射する。ただし、初回免疫のとき、副反応の強かった者には、適宜減量する。以後の追加免疫のときの接種量もこれに準ずる。

と明示されていますが、算定状況はこれに沿ったものになっていないのではないでしょうか。

ご回答ありがとうございます。
2回目は初回から1ヶ月後、3回目は初回から1年後に接種しております。
他の方も同じ間隔で、皆さん3回接種をして、今まで一度も査定されたことがなかった為、ますますわからなくなった次第です。

破傷風の潜伏期間は3~21日とされていて、1年経っていればその病名での破傷風を発症することは無いため保険適応ではないと思います。

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