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P重防からSPT移行

P重防からSPT移行

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P重防からSPTへの移行に関して質問があります。
P検査、全顎Sc、P検査、部分的にSRP、P検査、重防、
この状態でしばらく経過観察していたのですが、今回のP検査で
以前SRPを行ってなかった歯牙の歯周ポケットが4mm以上となりました。
この場合は、そのままSPTに移行して良いものか、それとも4mm以上となってしまった歯牙のSRPを行ってから、一定期間をおいて再評価してからSPTに移行するほうが良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

回答

ベストアンサー

まずレセプト審査においては、どの部位が4㎜以上でその部位にSRPを実施したなどは分かりませんので、過去にSRPの履歴があれば問題なくSPTの算定は可能です。(P重防中のSRP実施でSRPの点数算定履歴が無くても可能ですが、今回は別の話ですね)

しかしながら、歯科医学的には
 4㎜以上だからと言ってSRPを行わねばならないわけではありません。SRPはあくまで根面粗造でルートプレーニングを必要とした場合ですから、4㎜以上あってもSRPを必要としない場合もありますね。
 しかしながら、その部位にSRPを実施していない場合(他の部位にはSRPを実施済み)、SPTを算定できるか、という問いに対しては明確なお答えをすることはできません。
 算定ルール上はどの部位であっても過去にSRPの実施(必ずしも算定が無くても良い)があればSPTの算定は可能ですが、個別指導等において4㎜以上になった部位にSRPを実施していない場合の取扱いは明確な根拠がありませんので、担当医療指導官(技官)によりカルテ記載内容やレントゲン、検査資料等を総合的に歯科医学的に判断することになります。ここで論じれる内容ではありません。

いつもお世話になっております。
詳しい解説をありがとうございます。
SRPしなかった部位には、その理由がありますので、その旨をカルテに記載しておきます。
またレセプト上は問題ないということも理解できました。
大変参考になりました。
ありがとうございます。

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